2010年3月期第3四半期
業績(連結)の概要
単位:百万円
平成22年3月期 第3四半期 |
平成21年3月期 第3四半期 |
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営業収益 | 2,729(7.4%) | 2,540(-) |
営業利益 | 264(949.4%) | 25(-) |
経常利益 | 283(682.5%) | 36(-) |
四半期純利益 | 215(-) | △125(-) |
業績(連結)について
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益については、2,729,418千円と前第3四半期連結累計期間(平成20年4月1日~平成 20年12月31日、以下前年同期という。)に比べ7.4%増となりました。一方、利益状況につきましては、営業利益は264,565千円と前年同期に比べ949.4%増と約10.5倍の伸びとなりました。経常利益は営業外収益18,727千円の寄与により、283,120千円と前年同期に比べ 682.5%増と約8倍の伸びとなりました。これにより税金等調整前四半期純利益は281,188千円(前年同期は税金等調整前四半期純損失86,556 千円)となりました。
この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は、215,752千円(前年同期は四半期純損失125,334千円)となりました。
インターネット販売事業
主業のインターネット販売事業の販売金額は当第3四半期連結会計期間(平成21年10月1日~平成21年12月31日)からソフトパッケージ・ハードウェア販売事業を営むバリューモア株式会社が連結対象からはずれたこともあって1,470,169千円と前年同期比18.9%減となりました。インターネット販売事業は景況に左右される個人消費に関連する事業であり、パソコンソフトに対する関心度合いの低下も加わってソフトダウンロード販売分野では、販売促進のためのキャンペーン効果もありましたが、プロレジ・サービスの販売金額が952,131千円と前年同期比15.8%減、シェアレジ・サービスの販売金額も19,627千円と前年同期比16.3%減となりました。なお、ソフトパッケージ・ハードウェア販売については上述のとおり、連結子会社による売上寄与が中間期までにとどまったため498,410千円と前年同期比24.3%減となりました。
(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)は本体販売価格を売上高として計上しております。
オンラインゲーム事業
当社グループが経営の柱として力を入れているオンラインゲーム事業については当期の販売金額は、1,010,775千円と前年同期比111.8%増と倍増しました。これは、従来型オンラインゲーム(クライアントソフトをダウンロードするもの)に加え、当期から専門ポータルサイト「ブラゲタイム」を立ち上げたブラウザゲーム(ブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)の運営を開始したことが寄与しております。オンラインゲーム事業のうち従来型オンラインゲームでは平成21年4月より正式サービスを開始した「三国ヒーローズ」をはじめ6タイトルが、ブラウザゲームでは「ドラゴンクルセイド」など4タイトルを運営しております。また、平成21年8月より開始した携帯電話向けサービスにおいて、アプリなしで遊べる新モバイルゲームが同年10月 27日からのmixiアプリモバイルでの配信開始を契機に利用者が急増し順調に推移していることが寄与しております。この結果、オンラインゲーム事業全体の営業収益に占める割合は、前年同期の18.8%から当期は37.0%にまで高まり、利益面でも、販売金額の大幅な増加により、固定費の負担増を吸収し、当該部門の黒字転化を達成いたしました。
サイト広告販売事業
サイト広告販売事業の売上高は、景況不振の影響を受け、149,852千円と前年同期比10.8%減となりました。なお、当社の運営するサイト上で展開するWeb広告、なかでもキーワード広告についてはサイト広告販売事業を牽引してきましたが、2年前をピークに以後急速に減少をみせ、前年同期比27.8%減となり、キーワード広告の当該事業の売上高に占める割合は27.5%(前年同期は34.0%)となりました。
その他の事業
その他の事業の売上高については、98,621千円と前年同期比18.7%の増加をみせましたが、当該その他の事業の売上高の82%を占めているソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務の売上高が前年同期比39.0%増となったことが寄与しました。