2009年3月期第2四半期
業績(連結)の概要
単位:百万円
平成21年3月期 第2四半期 |
平成20年3月期 第2四半期 |
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営業収益 | 1,640(-) | 1,540(31.2%) |
営業利益 | 8(-) | 14(-) |
経常利益 | 19(-) | 15(-) |
四半期純利益 | △16(-) | △20(-) |
業績(連結)について
当社グループの当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益については、1,640,758千円(前年同期比6.5%増)となりました。一方、利益状況につきましては、第1四半期連結会計期間(平成20年4月1日~平成20年6月30日)に引続き営業費用、なかでも人件費、減価償却費など固定費の負担増がありましたが、第2四半期連結会計期間(平成20年7月1日~平成20年9月30日)に入って売上高人件費比率の低下などによって収支は若干改善をみせ、営業利益8,079千円(前年同期は14,552千円)となりました。一方、経常利益は主として外国投信の収益分配金などによる営業外収益11,392千円の寄与により、19,071千円(前年同期は15,997千円)となりました。つれてソフトウェア除却損及び投資有価証券評価損など特別損失6,704 千円を差引いた税金等調整前四半期純利益は12,367千円(前年同期は5,495千円)となりました。
この結果、法人税等を差し引いた四半期純損益は、純損失16,963千円(前年同期は純損失20,607千円)となりました。
インターネット販売事業
主業のインターネット販売事業の販売金額は1,160,894千円(前年同期比5.4%減)となりました。インターネット販売事業は停滞気味の個人消費に関連する事業であり、ソフトダウンロード販売分野ではパソコン需要の一巡とソフトウェアへの関心度合の低下とあいまってプロレジ・サービスの販売金額が 723,425千円(前年同期比9.1%減)、シェアレジ・サービスの販売金額が15,938千円(前年同期比30.6%減)となりました。ただ、ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、パソコン周辺機器、メモリー類を主力商品にヤフー、楽天など有力ショッピングモールサイトへの出店効果で販売金額は421,529千円(前年同期比3.1%増)と堅調に推移いたしました。
(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。
オンラインゲーム事業
当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業につてはゲームソフト数10タイトルで売上高は、312,565千円(前年同期比132.9%増)となり、営業収益の19.1%を占めるにいたりました。ただ、利益面では、固定費負担が重く、営業損益では依然赤字が続いております。
サイト広告販売事業
サイト広告販売事業の売上高は、景況不振の影響を受け、114,566千円(前年同期比7.6%減)と伸び悩みました。ただ当社の運営するサイト上で展開するWeb広告、なかでもキーワード広告は前年同期比横ばいと底堅い推移をみせており、キーワード広告のサイト広告販売事業の売上高に占める割合は 34.1%(前年同期は32.0%)となりました。
その他の事業
その他の事業の売上高については、他社サーバー運用管理受託事業は落込み(前年同期比64.9%減)ましたが、当該部門の売上高の68%を占めているシェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムを提供する総合支援サービス)の売上高は底堅い推移をみせ、 52,732千円(前年同期比3.0%減)となりました。