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決算短信・決算発表資料

2007年3月期通期

業績(連結)の概要

単位:百万円

  平成19年3月期 平成18年3月期
営業収益 2,651(1.9%) 2,602(6.8%)
営業利益 5(△95.6%) 118(△27.3%)
経常利益 11(△90.9%) 125(△26.0%)
当期純利益 △47(-) 77(△54.5%)

業績(連結)について

当社グループ(当社及び連結子会社)では、オンラインゲーム運営及び読者管理・課金機能をもった拡張ブログサービスなど新規事業への積極的な取組みを行ってまいりました。
 こうした状況下、当社グループの当連結会計年度の業績についてみてみますと、上期(平成18年4月1日~平成18年9月30日)では、先行投資負担(広告宣伝費や人件費などの諸経費)が大幅に増加した結果、営業損益、経常損益ともに、赤字となりましたが、下期(平成18年10月1日~平成19年3月31 日)では、オンラインゲーム事業の有料サービスなど新規事業が立ち上がり、既存事業であるプロレジ・サービスの堅調な推移、広告宣伝費の圧縮効果などで営業損益、経常損益とも、黒字に転化いたしました。
 その結果、当連結会計年度通期では、営業収益2,651,238千円と前連結会計年度に比べ1.9%の増収となりましたが、営業利益は5,141千円と前連結会計年度に比べ95.6の減益、経常利益も11,426千円と90.9%の減益となりました。さらに特別損失として投資有価証券評価損90,840 千円の計上も加わり、当期純損失47,646千円(前連結会計年度は当期純利益77,117千円)の計上となりました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額は2,366,081千円と前連結会計年度に比べ0.4%の増収となりました。既存事業のソフトダウンロード販売分野ではプロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当連結会計年度における販売金額が、1,629,885千円と前連結会計年度に比べ6.2%の増収(販売件数では5.3%の増加)となりましたが、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は販売金額が53,071千円と前連結会計年度に比べ3.2%の減収(販売件数では同9.1%の減少)となりました。一方、ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、平成17年9月26日より同分野の親会社取扱いを子会社へ移管し、経営資源の集約化、効率化を図りましたものの、競合店との競争激化により、販売金額は683,124千円と前連結会計年度に比べ11.0%の減収となりました。
 なお、平成18年9月27日に発生いたしました当社サイトのウイルス感染に伴うソフトのダウンロード販売に与えた影響については、軽微なものにとどまりましたが、同年11月15日をもって再発防止に万全を期すための諸施策実施作業を完了いたしました。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は、当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸びによって161,508千円と前連結会計年度に比べ18.4%の増収となりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、他社サーバ運用受託サービスは低調でしたが、新規事業として平成18年11月からオンラインゲーム事業の課金開始に伴う売上が加わり、123,648千円と前連結会計年度に比べ14.1%の増収となりました。

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