2012年3月期第1四半期

業績の概要

単位：百万円

業績について

当社の当第1四半期会計期間の業績は、営業収益については、1,047,348千円となり、利益状況につきましては、営業利益は90,150千円、経常利益は93,205千円、税引前四半期純利益は88,396千円となりました。
この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は、51,526千円となり、直前四半期からＶ字回復を達成いたしました。

オンラインゲーム事業

　当社が経営の柱として力を入れているオンラインゲーム事業については、当第１四半期累計期間の販売金額は768,610千円と前年同四半期比41.0％増となり、当該事業の当第１四半期累計期間の営業収益に占める割合は、73.4％にまで高まりました。
　従来型オンラインゲーム（MMORPG）は、当第１四半期累計期間末時点で11タイトルを運営しております。平成23年４月より正式サービスを開始した大型タイトル「Finding Neverland Online －聖境伝説－」が好調な滑り出しを見せ、また、従前より運営しております「三国ヒーローズ」、「Angelic Crest」、「SOULALIVE ONLINE」などのタイトルが堅調に推移した結果、当該事業の販売金額の６割強を占めるに至り、当第１四半期累計期間におけるＶ字回復に大きく貢献いたしました。平成21年８月より開始したモバイルゲームは、主として携帯電話向け交流サイト運営会社の専門サイトを通じて「こいけん!」など当第１四半期累計期間末時点で12タイトルを運営しております。タイトルを自社開発している中で、より知名度の高いタイトルの参入等による競争激化に直面して、苦戦を余儀なくされております。また、専門ポータルサイト「ブラゲタイム」上で展開するブラウザゲームは「ドラゴンクルセイドⅡ」など当第１四半期累計期間末時点で11タイトルを運営しましたが、従来型オンラインゲームに比べ表現力に劣る点などから、一時ほどの勢いがなくなりつつあり、従来型オンラインゲームの重要性が増しております。

ソフトウェア販売事業

　ソフトウェア販売事業の当第1四半期会計期間の販売金額は241,487千円となりました。
　うち、プロレジ・サービスの販売金額は208,421千円となりました。ソフトウェアのダウンロード販売事業は、ウイルス対策ソフトについては依然根強い需要がありますが、概して消費者向けパソコンソフトに対する関心度合いは低く、減少傾向に歯止めがかかりません。そのほか、ソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務の売上高も25,079千円となりました。

サイト広告販売事業

　サイト広告販売事業の当第１四半期累計期間の販売金額は、36,252千円と前年同四半期比2.6％ 増なりました。うち、キーワード広告（リスティング広告）については当該事業の42.9％を占め、サイト広告販売事業を牽引しております。

その他の事業

　その他の当第１四半期累計期間の販売金額は、998千円と前年同四半期比21.4％減になりました。うち、個人向け会員制ブログサービスが33.9％を占めており、他は他社サーバー運用受託サービス等となっています。