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決算短信・決算発表資料

2014年3月期第1四半期

業績の概要

単位:百万円

平成26年3月期
第1四半期
平成25年3月期
第1四半期
営業収益 541 567
営業利益 △70 △90
経常利益 △70 △88
四半期(当期)純利益 △57 △116

業績について

 平成26年3月期第1四半期累計期間(平成25年4月1日~平成25年6月30日)におけるわが国経済は、円安に伴う輸出環境の改善や金融政策等の各種政策の効果を背景に企業収益が改善をみせ、個人消費に加え、民間設備投資も動意をみせるなど自律回復力が増しつつあります。
 オンラインゲーム業界におきましては、成長率自体は鈍化しているものの、各種プラットフォーム(パソコン、スマートフォン、タブレット、フィーチャーフォン、SNS)全体での市場が拡大基調が続いております。
 ソフトウェア販売を取り巻く環境は、パソコンの出荷台数が前年割れする一方で、タブレット端末は利用拡大により出荷台数を前年より大きく伸ばしております。このような環境のもと、前事業年度中に当社サーバーへの不正アクセス事案への対応を終結させ、信用回復を図ってまいりましたが、その影響は大きく、当第1四半期におきましても、事案発生以前の水準までに回復することはできませんでした。また、オンラインゲーム事業では、当初見込んでいた規模の営業収益を確保できなかった複数のタイトルがありました。経費につきましては、人件費を含めた固定費削減への取り組みを継続しております。
 以上の結果、当第1四半期累計期間の営業収益は5億41百万円(前年同期比4.7%減)、営業損失は70百万円(前年同期は90百万円の営業損失)、経常損失は70百万円(前年同期は88百万円の経常損失)、四半期純損失57百万円(前年同期は1億16百万円の四半期純損失)となりました。
 当第1四半期累計期間のセグメント別販売実績については、以下のとおりであります。

オンラインゲーム事業

 当第1四半期累計期間におけるオンラインゲーム事業の販売金額は、3億96百万円(前年同期比8.5%減)となりました。
 主力である従来型のオンラインゲーム(パソコンにダウンロードするもの)は、前期から継続している9タイトルから平成25年6月に「Knights of Kingdom」のサービスを終了しましたが、平成25年4月に「ぎごしょくマスター」の正式サービスを開始し、当第1四半期累計期間末時点では9タイトルの運営となっております。ブラウザゲーム(パソコンのブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)は、平成25年4月に「戦国セブン」のサービスを終了したことにより、当第1四半期累計期間末時点では7タイトルの運営となっております。
 また、平成25年6月よりiOS向けゲームアプリ(iPhone、iPadで遊べるゲーム)の「アルカナ・マギア」の配信を開始いたしました。

ソフトウェア販売事業

 当第1四半期累計期間におけるソフトウェア販売事業の販売金額は、1億13百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
 ソフトウェアのダウンロード販売事業は、ウイルス対策ソフトについては根強い需要がありますが、個人消費者向けのパソコン市場の縮小や有料パソコンソフトに対する需要の減少傾向が継続しております。

サイト広告販売事業

 当第1四半期累計期間におけるサイト広告販売事業の販売金額は、30百万円(前年同期比5.1%減)となりました。キーワード広告(リスティング広告)については当該事業の約8割強を占め、サイト広告販売事業の基幹となっております。

その他の事業

 当第1四半期累計期間における当該販売金額はありませんでした。

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