2004年10月22日
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平成17年3月期中間決算短信(非連結)

ソフトウェアライブラリサイト「Vector」を運営する株式会社ベクター(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:梶並伸博)は10月22日、平成17年3月期中間決算短信(非連結)を発表いたしました。

当期(平成16年9月中間期)におけるわが国経済は、国内需要の伸びに支えられて順調に回復軌道を歩んでまいりました。このような経済環境下で、当社が係るインターネット関連市場では、ブロードバンド通信の利用者が増え続けるなど追い風を受けましたが、当社の当期業績は、営業収益964,117千円と前年同期に比べ2.1%の減収になりました。

一方、当期の利益状況は人員増にともなう人件費の上昇などが響き、営業利益が79,471千円、経常利益が83,045千円と前年同期に比べそれぞれ 14.9%,17.2%の減益となりましたが、中間純利益は特別利益として投資有価証券売却益136,109千円を計上したことが寄与して116,768 千円と前年同期に比べ137.2%の大幅増益となりました。

次に事業部門別の販売実績についてみてみますと、主業のインターネット販売事業(当期より従来のソフトダウンロード販売事業とソフトパッケージ・ハードウェア販売事業を統合してインターネット販売事業と名称を変更いたしました。)の販売金額は828,215千円と前年同期に比べ4.5%の減収となりました。うち、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者からの仕入によるもの。)の当期における販売金額は、665,295千円と前年同期に比べ 20.4%の減収、シェアレジ・サービス(主として個人作者の提供によるもの。)は、販売金額が30,084千円と前年同期に比べ4.6%の減収となりました。一方、新規事業のソフトパッケージ・ハードウェア販売については、販売金額は132,835千円となりましたが、ソフトダウンロード販売事業の減収を補うまでにはいたりませんでした。

ソフトダウンロード販売の減少の原因としては、インターネット上での各種サービスの充実が利用者のソフト購買意欲を減退させている可能性があげられ、当社としては利用者のニーズの変化に即した新しいビジネスモデルの構築が急務と考えております。

 

 

  17年3月期中間期(当中間期)(百万円) 対前年同期増減率 16年3月期中間期(前年中間期)(百万円) (参考)前期(通期)(百万円)
営業収益 964 △2.1% 984 2,013
営業利益 79 △14.9% 93 211
経常利益 83 △17.2% 100 222
詳しくは、「 ()icon 」をご覧ください。
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