平成16年3月期 決算短信（非連結）

株式会社ベクター（本社：東京都新宿区 代表取締役社長：梶並伸博）は5月7日、第16期（平成15年4月1日～平成16年3月31日）決算短信を発表いたしました。

当期の業績については、インターネット広告関連は低調裡に推移しましたが、ソフトダウンロード販売事業の伸び及び新規事業のソフトパッケージ販売事業が加わったことにより、売上高は2,013,809千円と前期に比べ7.4％の増収となりました。利益状況については、平成15年9月1日付で手数料収入アップを図るためプロレジ・サービス、シェアレジ・サービスについてそれぞれ価格改定を行い、7ヵ月の寄与でありましたが、プロレジサービスの売上高粗利率が前期実績に比べ2.6％上昇するなどプラス要因となりました。ただ一方で、本社移転に伴う家賃負担増が通年にわたって及んだほか、名義書換代理人変更に伴う一時的経費負担など諸経費増がマイナス要因となりました。こうしたマイナス要因を吸収して、営業利益は211,511千円と同11.1％の増益、経常利益も222,617千円と同13.6％の増益となりました。

当期純利益については、100％子会社の業績不振に対応して子会社株式評価損20,950千円を特別損失として計上するなど、マイナス要因はありましたが、税効果会計による税金費用の軽減効果もあり、110,600千円と同25.6％の大幅増益となりました。