平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況
ソフトウェアライブラリサイト「Vector」を運営する株式会社ベクター(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:梶並伸博)は7月27日、平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況を発表いたしました。
当第1四半期(平成19年4月1日~平成19年6月30日)におけるわが国経済は、景気を牽引する民間設備投資が堅調を続けるなどを背景に拡大基調に変化はありませんでした。こうした状況下、当社グループの当第1四半期業績は、営業収益については、758,411千円と前年同四半期に比べ31.5%の増収となりました。一方、利益状況につきましては、営業利益17,983千円(前年同四半期は営業損失4,554千円)、経常利益18,950千円(同経常損失3,841千円)となりました。この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は 936千円(同純損失2,743千円)となりました。
次に、当第1四半期の事業のセグメント別販売実績についてみてみますと、主業のインターネット販売事業の販売金額は616,181千円と前年同四半期に比べ19.1%の増収となりました。インターネット販売事業のうち、ソフトダウンロード販売分野ではシェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)の販売金額が12,261千円と前年同四半期に比べ9.9%の減(販売件数では14.5%減)と不振が続いておりますが、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当第1四半期における販売金額が402,907千円と前年同四半期に比べ12.3%増(販売件数では3.1%増)と順調な伸びをみせたほか、ソフトパッケージ・ハードウェア販売についても、競合店との競争激化が続くなかで、販売金額は201,012千円と前年同四半期に比べ38.7%増と大幅に増加いたしました。
そのほか、サイト広告販売事業の売上高は 当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸びによって53,454千円と前年同四半期に比べ51.3%の大幅増収となりました。