2000年08月11日
決算・財務関連

2001年3月期第1四半期

業績の概要

単位:百万円

平成13年3月期
第1四半期
平成12年3月期
第1四半期
営業収益 140(192.0%) 48(-)
営業利益 11(-) △16(-)
経常利益 11(-) △16(-)

業績について

当四半期の業績は、営業収益が140,344千円と前年同四半期に比べ192.0%増、約3倍の増加となりました。つれて営業損益及び経常損益は、それぞれ11,654千円、11,599千円の黒字を計上することができ、前年同四半期のそれぞれ16,766千円、16,975千円の赤字計上に比べ様変わりしております。

ダウンロード販売事業

ダウンロード販売事業については、当四半期の販売実績は、81,611千円と前年同四半期に比べ472.4%増と6倍近い伸びをみせました。もっとも、これは、前年同四半期時点ではプロレジサービスがまだ開始されておらずシェアレジサービスのみの販売実績であったこと、およびシェアレジサービスは手数料のみを営業収益に計上していることが主な原因です。一方、プロレジは、手数料だけでなく、ソフトの売上全額を営業収益に計上しております。
前年同四半期との伸びを比較するため、シェアウェアサービスとプロレジサービスと取扱ベースでみてみますと、当四半期のプロレジ、シェアレジを合せた取扱額は、155,085千円と前年同四半期に比べ50.4%の伸びとなっています。取扱件数でみてみますと、当四半期は69,614件と、前年同四半期の 49,269件に比べ41.3%の伸びをみせております。
次にシェアレジ、プロレジ別の動向ですが、シェアレジの当四半期における取扱実績は81,832千円と、前年同四半期に比べ20.6%の減少、取扱件数でみても、43,332件と、前年同四半期に比べて12.1%の減少となっております。これは、プロレジサービスの開始に伴い、それまでシェアレジで取扱っていたソフトハウスの製品を、プロレジに移管したことが原因となっています。
これに対して昨年7月からサービスを開始いたしましたプロレジの当四半期の取扱件数は、26,282件とシェアレジにはまだ及びませんが、当該事業の大幅な伸びはプロレジの伸びに負っていることになります。
当社は、プロレジをダウンロード販売事業のみならず、当社全体の事業の柱として位置づけ、販売パートナーの増強など拡販に注力していく方針であります。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業については、当四半期の販売実績は、26,333千円と前年同四半期に比べ69.6%の伸びをみせました。このうち、当社の運営するサイト上で広告スペースを販売するWeb広告が23,101千円と前年同四半期に比べ58.6%の伸び、また、当社の運営する会員制メールマガジン上で広告スペースを販売するメール広告が3,232千円と前年同四半期に比べ384.2%の伸びをみせました。
なお、メールマガジンの配信を現在の週1回を2回にする計画をもっており、メール広告の増収につなげていくべく、早期実現をめざしております。

広告サーバ運用受託事業

広告サーバ運用受託事業については、当四半期の取扱実績は、26,321千円と前年同四半期に比べ70.1%の伸びをみせました。アウトソーシング受託先は7社と前年同四半期時点の3社に比べ倍増しておりますが、大口受託先への受託業務拡大の働きかけ、新規受託先開拓に注力しております。

詳しくは、「平成13年3月期 第1四半期業績等の概況 (PDF:14KB)icon 」をご覧ください。
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