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決算短信・決算発表資料

2002年3月期中間

業績の概要

単位:百万円

  平成13年9月
中間期
平成12年9月
中間期
営業収益 519(63.9%) 317(109.8%)
営業利益 57(87.0%) 30(-)
経常利益 58(1,619.1%) 3(-)
中期(当期)純利益 32(-) △0(-)

業績について

当期における営業収益は、インターネット広告関係は低調裡に推移しましたが、ソフトダウンロード販売事業の伸びに支えられて519,878千円と前年同期比63.9%の増加となりました。
一方、当期の利益状況は、営業利益は57,688千円と同87.0%の増加となり、経常利益は58,379千円(前年同期は新株発行費及び上場関連費用 28,360 千円を営業外費用として計上したうえで、3,396千円の経常利益)を計上することとなりました。税引前純損益では特別損失として投資有価証券評価損 1,747千円を計上したうえで、56,805千円の税引前中間純利益(前年同期は486千円の税引前中間純利益)を計上、税引後純損益では32,214 千円の税引後中間純利益(前年同期は414千円の税引後中間純損失)を計上することとなりました。

ダウンロード販売事業

ダウンロード販売事業については、主力のプロレジサービス(ソフトハウスなど法人作者からの仕入によるもの)が347,646千円と前年同期に比べ 121.0%の増加、販売件数でみますと、108,215件と85.7%増加しております。販売件数の伸びに比べ販売金額の伸びが高くなったのは、平均販売単価が3,105円と前年同期に比べ20.5%上昇したことが寄与しております。
なお、当期におけるプロレジサービスに係るソフトウェア販売原価に占めるソフトバンク・コマース株式会社経由の仕入分の割合は44.5%と、前年同期の10.7%に比べ期を追って急増しており、当期末の平成13年9月の単月では、55.5%に達しております。
 一方、シェアレジサービス(主として個人作者の提供によるもの)は、33,914千円と前年同期に比べ43.0%の増加となりました。販売件数でみますと、109,085件と前年同期に比べ25.4%増加しましたが、平均販売単価は1,834円と前年同期に比べ7.1%の上昇にとどまりました。
この結果、手数料収入ベースでは、当期はシェアレジサービスが33,914千円に対して、プロレジサービスは76,720千円と当該事業全体の69.3%(前年同期は60.9%)を占めるにいたりました。

(注)営業収益の計上方法は、シェアレジサービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております)のみを計上しているのに対し、プロレジサービスは本体販売価格に利用者手数料を加えたものを営業収益として計上しております。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業については、当期の販売実績は、55,412千円と前年同期に比べ2.5%の減少となりました。このうち、当社の運営するサイト上で広告スペースを販売するWeb広告が42,405千円と前年同期に比べ15.1%の減少となりました。一方、当社の運営する会員制メールマガジン上で広告スペースを販売するメール広告は13,006千円と前年同期に比べ87.5%の大幅な伸びとなりましたが、昨年11月に週1回から週2回発行に移行した効果によるものであります。
サイト広告販売事業は、広告自体がもともと不況の影響を強く受ける側面を持っていることに加え、バナー広告の広告効果を見極めようとする動きも一段と強まってきております。

広告サーバ運用受託事業

広告サーバ運用受託事業については、当期の取扱実績は、58,564千円と前年同期に比べ15.1%の伸びとなりましたが、サイト広告販売事業と同様広告不況が響いております。

その他の事業

その他の事業は、24,341千円と前年同期に比べ14.1%の減少となりましたが、これは他社サイトへのコンテンツ情報提供料収入と並ぶ柱となっております広告サーバソフトのリセール収入が減少したことが響いております。

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