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決算短信・決算発表資料

2004年3月期中間

業績の概要

単位:百万円

  平成15年9月
中間期
平成14年9月
中間期
営業収益 984(15.2%) 854(64.3%)
営業利益 93(13.7%) 82(42.3%)
経常利益 100(21.3%) 82(41.7%)
中期(当期)純利益 49(22.8%) 40(24.4%)

業績について

当社の当期業績は、営業収益がインターネット広告関連は低調裡に推移しましたが、ソフトダウンロード販売の伸びに支えられて984,506千円と前年同期に比べ15.2%の増収となりました。一方、当期の利益状況は、家賃など諸経費増を吸収して営業利益は93,401千円と同13.7%の増加、経常利益も 100,353千円と同21.3%の増加となりました。中間純利益については、前期(平成14年9月中期)は本社移転費用12,369千円を特別損失として計上したため、その分純利益減少要因となりましたが、当期も100%子会社の業績悪化に対応して関係会社株式評価損16,150千円を特別損失として計上したため、49,223千円と同22.8%の増加となりました。

ダウンロード販売事業

販売実績のうち90%近くを占めるダウンロード販売事業についてみてみますと、主力のプロレジサービス(ソフトハウスなど法人作者からの仕入によるもの。)の当期における販売金額は、ウイルス対策ソフトの根強い需要などもあって836,000千円と前年同期に比べ19.4%の増収(販売件数では同 17.3%の増加)となりました。一方、シェアレジサービス(主として個人作者の提供によるもの。)は、販売金額が31,543千円と前年同期に比べ 3.7%の減収(販売件数では同8.1%の減少)となりましたが、主として個人作者から提供されるソフトは利用者ニーズに十分応えることが難しく、今後も大きな成長は見込めないものと認識しております。
 この結果、手数料収入ベースでみた場合、当期は、シェアレジサービスが31,543千円に対して、プロレジサービスは、179,098千円と当該事業全体の85.0%(前年同期は81.6%)を占めるにいたりました。
 なお、当期中平成15年9月1日付で手数料収入アップを図るためプロレジサービス、シェアレジサービスについてそれぞれ価格改定を行いましたが、当期への影響はわずかであります。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジサービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジサービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

ネット広告関連事業

ネット広告関連事業の販売金額は、サイト広告販売、広告サーバ運用受託ともそれぞれ前年同期に比べ15.7%、5.3%の減収となり、不振が続いております。

その他の事業

その他の事業は、前年同期に比べ35.9%の大幅増収となりましたが、これは、昨年10月から開始しましたシェルパ・サービスの販売実績が12,882千円と、当該その他の事業全体の44.7%を占め、軌道に乗りはじめたからであります。

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