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決算短信・決算発表資料

2006年3月期通期

業績(連結)の概要

単位:百万円

  平成18年3月期 平成17年3月期
営業収益 2,602(6.8%) 2,436(-)
営業利益 118(△27.3%) 162(-)
経常利益 125(△26.0%) 169(-)
当期純利益 77(△54.5%) 169(-)

業績(連結)について

当社グループの連結会計年度の業績についてみてみますと、営業収益については、ソフトダウンロード販売はプロレジ・サービスが前連結会計年度の減少から一転し、増加基調となり、併せてソフトパッケージ・ハードウェア販売の増加で、2,602,135千円と前連結会計年度に比べ6.8%の増収となりました。一方、利益状況については、新規事業開発に伴う人件費を含めた開発コストのほか、販売・通信コストなど諸経費増によって、利益率の低下を余儀なくされました。このため、営業利益は118,151千円と、前連結会計年度に比べ27.3%の減少、経常利益も125,643千円と、前連結会計年度に比べ 26.0%の減少となりました。また、法人税等を差し引いた当期純利益は77,117千円と前連結会計年度に比べ54.5%の減少となりました。経常利益に比べ、当期純利益の減少幅が一段と拡大した要因は、前連結会計年度の当期純利益が、特別利益として投資有価証券売却益136,109千円の計上により、嵩上げされていたためであります。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額は2,357,336千円と前連結会計年度に比べ8.7%の増収となりました。うち、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の販売金額は、ウイルス対策ソフトの根強い需要並びにゲーム・カテゴリの大幅な増加等により1,535,164千円と、前連結会計年度に比べ6.6%の増収(販売件数ベースでは9.6%の増加)となりました。また、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は、低価格ソフトの台頭などにより、利用者ニーズが停滞傾向にあり、販売金額が 54,812千円と、前連結会計年度に比べ7.6%の減少(販売件数ベースでは10.9%の減少)となり、不振が続いております。一方、ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、販売金額は767,358千円と、前連結会計年度に比べ14.6%の増収となりました。これは、前連結会計年度については、当該事業を専業とする子会社との連結期間が、年度後半の6ヶ月間であったということに起因しております。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の当連結会計年度の売上高は、Web広告は順調でしたが、メール広告の不振が響き136,391千円と前連結会計年度に比べ0.7%の減収となりました。

その他の事業

その他の事業の当連結会計年度の売上高についてはシェルパ・サービス(ソフトハウス向けソフトダウンロード販売システムの提供、代金決済代行等の総合支援サービス)は好調でしたが、広告サーバ運用受託サービス収入が自社運用化の広がりにより大幅な減収となったことが響き、108,408千円と前連結会計年度に比べ17.0%の減収となりました。

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