2008年3月期第3四半期
業績(連結)の概要
単位:百万円
平成20年3月 第3四半期 |
平成19年3月 第3四半期 |
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営業収益 | 2,392(29.2%) | 1,852(△5.2%) |
営業利益 | 35(-) | △18(-) |
経常利益 | 37(-) | △12(-) |
第3四半期(当期)純利益 | △25(-) | △9(-) |
業績(連結)について
当社グループの当連結会計期間の業績は、営業収益については、主業のインターネット販売事業は、ソフトダウンロード販売は堅調に推移した一方、ソフトパッケージ・ハードウェア販売は大幅な増収となりました。加えて、サイト広告販売の好調に、新規事業のオンラインゲーム事業が加わり、2,392,166千円と前年同期に比べ29.2%の大幅増収となりました。一方、利益面では新規事業の展開に伴い人件費、減価償却費など固定費の増加はありましたが、好採算のサイト広告販売の利益寄与が大きく、新規事業の広告宣伝費の圧縮効果もあって、営業利益35,521千円(前年同期は営業損失18,017千円)、経常利益37,262千円(前年同期は経常損失12,731千円)と、営業損益、経常損益とも黒字転化しました。ただ、特別損失として固定資産除却損及び投資有価証券評価損を合せて12,874千円計上したうえ、法人税等の支払によって四半期純損益は25,526千円と前年同期に引き続いて純損失計上(前年同期は純損失9,589千円)となりました。
インターネット販売事業
主業のインターネット販売事業の販売金額については1,865,920千円と前年同期に比べ12.6%の増収となりました。ソフトダウンロード販売分野ではプロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)の当連結会計期間における販売金額が、 1,220,726千円と前年同期に比べ3.5%の増収(販売件数では同3.1%の減少)と堅調に推移しましたが、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は販売金額が33,161千円と前年同期に比べ16.3%の減収(販売件数では同19.6%の減少)と低調でした。ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、昨年5月からの有力ショッピングモールサイトへの新規出店効果によって販売金額は612,032千円と前年同期に比べ39.9%の大幅増収となりました。
(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービスは利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービスは本体販売価格を売上高として計上しております。
オンラインゲーム事業
当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業は、期中に行った当該事業を専業とする株式会社ベルクスの子会社化及び当社の当該事業の会社分割による同社への統合効果に加え、新ゲームタイトルの投入などによって販売金額は、258,766千円となり、営業収益の10.8%を占めるにいたりました。ただ、利益面では固定費の負担が重く、営業損益で黒字となるまでにはいたりませんでした。
サイト広告販売事業
サイト広告販売事業の売上高は、当社の運営するサイト上で展開するWeb広告の伸び、とりわけキーワード広告(リスティング広告、検索連動型広告ともいい、キーワードに入札することによって、そのキーワードでの検索結果の上位に表示される広告)の伸びによって192,363千円と前年同期に比べ 69.6%の大幅増収となりました。
なお、サイト広告販売事業の売上高のうち、キーワード広告の占める割合は、前年同期の23.3%から33.5%にまで高まりました。
その他の事業
その他の事業の売上高については、シェルパ・サービス(ソフトハウス向けに代金決済代行を含めたソフトダウンロード販売システムを提供する総合支援サービス)は伸びた半面、他社サーバ運用受託業務の減少などにより、75,116千円と前年同期に比べ8.0%の減収となりました。