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決算短信・決算発表資料

2010年3月期第1四半期

業績(連結)の概要

単位:百万円

  平成22年3月期
第1四半期
平成21年3月期
第1四半期
営業収益 955(20.1%) 795(-)
営業利益 77(-) △6(-)
経常利益 81(-) △6(-)
四半期(当期)純利益 80(-) △19(-)

業績(連結)について

当社グループの当期の業績は、営業収益については、オンラインゲーム事業の好調を背景に955,806千円と前第1四半期連結会計期間(平成20年4月1 日~平成20年6月30日、以下前年同期という。)に比べ20.1%の大幅増加となりました。また、利益状況については、営業利益は前年同期の6,577 千円の赤字から一転して当期は77,289千円の黒字となりました。これを受けて経常利益は前年同期の6,219千円の赤字から当期は81,877千円の黒字へ、税金等調整前四半期純利益も前年同期の6,283千円の赤字から当期は81,604千円の黒字へ転化いたしました。この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は、80,870千円(前年同期は四半期純損失19,963千円)となりました。

インターネット販売事業

主業のインターネット販売事業の販売金額は574,427千円と前年同期比1.1%増と伸び悩みました。インターネット販売事業は停滞気味の個人消費に関連する事業であり、ソフトダウンロード販売分野ではネットブックなどモバイル型パソコンの台頭などパソコン需要に大きな変化が起こっておりますが、ソフトウェアへの関心度合いの低下傾向は続いており、プロレジ・サービスの販売金額が294,124千円と前年同期比19.4%減、シェアレジ・サービスの販売金額も6,829千円と前年同期比19.0%減となりました。反面、ソフトパッケージ・ハードウェア販売については、パソコン周辺機器、パッケージソフト、家電を主力商品としており、ヤフー、楽天、Amazonなど有力ショッピングモールサイトへの出店効果で販売金額は273,474千円と前年同期比 40.3%の大幅増加をみせました。ただ、当該ネット通販分野は価格競争のあおりを受け、低粗利益商品の占める割合が高く、売上高の80%を占めるショッピングモールサイトへ支払う出店手数料の負担も加わり、改善傾向にはあるものの低採算を余儀なくされております。

(注)ソフトダウンロード販売の営業収益の計上方法は、シェアレジ・サービス(主として個人作者が制作したソフトを提供するもの)は利用者及び作者からの手数料(利用者からは利用毎に一定金額の手数料を徴収し、作者からはソフトの本体販売価格に一定料率を乗じた金額を手数料として徴収しております。)のみを計上しているのに対し、プロレジ・サービス(ソフトハウスなど法人作者の制作したソフトを利用者の発注に応じて仕入・販売するもの)は本体販売価格を売上高として計上しております。

オンラインゲーム事業

当社グループが経営の第2の柱として力を入れているオンラインゲーム事業については当期の販売金額は、 298,760千円と前年同期比104.9%増と倍増いたしました。これは、従来型オンラインゲーム(クライアントソフトをダウンロードするもの)に加え、当期から専門ポータルサイト「ブラゲタイム」を立ち上げたブラウザゲーム(ブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)の運営を開始したことが寄与しております。オンラインゲーム事業のうち従来型オンラインゲームでは本年4月より正式サービスを開始した「三国ヒーローズ」が、ブラウザゲームでは第1弾タイトル「ドラゴンクルセイド」が好調な滑り出しを見せたことがその要因です。この結果、オンラインゲーム事業全体の営業収益に占める割合は、前年同期の18.3%から当期は31.3%にまで高まり、利益面でも、販売金額の急増により、固定費の負担増を吸収し、当該部門の黒字転化を達成いたしました。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の売上高は、景況不振の影響を受け49,697千円と前年同期比11.2%の減少となりました。当社の運営するサイト上で展開するWeb広告、なかでもキーワード広告については当該部門の3分の1を占め、1年前までは堅調な推移をみせておりましたが、以後急速に減少をみせ、前年同期比24.6%減となりました。

その他の事業

その他の事業の売上高については、32,921千円と前年同期比27.6%の増加をみせましたが、当該部門の売上高の80%を占めているソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務の売上高が前年同期比62.3%増となったことが寄与しました。

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