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決算短信・決算発表資料

2011年3月期第3四半期

業績の概要

単位:百万円

平成23年3月期
第3四半期
平成22年3月期
第3四半期
営業収益 3,064
営業利益 395
経常利益 402
四半期(当期)純利益 232

(注)平成22年3月期第3四半期につきましては、連結財務諸表を作成しているため、記載しておりません。

業績について

当社の当期の業績は、営業収益については、3,064,689千円となり、利益状況につきましては、営業利益は395,008千円、経常利益は402,547千円、税引前四半期純利益は398,871千円となりました。
この結果、法人税等を差し引いた四半期純利益は、232,933千円となりました。

オンラインゲーム事業

当社が新たな経営の柱として力を入れているオンラインゲーム事業については当期の販売金額は、2,081,118千円と前第3四半期累計期間(平成21年4月1日~平成21年12月31日、以下前年同期という)に比べ105.9%増と倍増となりました。
当該事業は、従来型オンラインゲーム(クライアントソフトをパソコンにダウンロードするもの)、ブラウザゲーム(パソコンのブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)、モバイルゲーム(ブラウザゲームの一種で携帯電話でアプリなしで遊べるもの)の3つの分野から構成されています。
従来型オンラインゲームは、前事業年度末時点で「三国ヒーローズ」をはじめ6タイトルを運営しておりましたが、当期は「SOULALIVE ONLINE」など4タイトルを新規に開始し、「童話王国」など2タイトルを終了したため、当期末時点では8タイトルを運営しています。
ブラウザゲームは、前事業年度末時点で「ドラゴンクルセイド」をはじめ3タイトルを運営しておりましたが、当期は「ドラゴンクルセイドⅡ」など4タイトルを新規に開始し、当期末時点で7タイトルを運営しています。
モバイルゲームは、平成21年8月より運用開始し、前事業年度期末時点で「恋する私の王子様」をはじめ3タイトルを運営しておりましたが、当期は「えんむす!」など5タイトルを新規に開始し、当期末時点で8タイトルを、主として携帯電話向け交流サイト運営会社の専門サイトを通じて運営しております。
このような新規タイトルの積極的な投入の結果、オンラインゲーム事業全体の当期営業収益に占める割合は、67.9%にまで高まり、利益面でも、販売金額の大幅な増加により、固定費の負担増を吸収し、収益力向上に大きく寄与しました。

ソフトウェア販売事業

ソフトウェア販売事業の当期の販売金額は858,893千円となりました。うち、プロレジ・サービスの販売金額は734,794千円、シェアレジ・サービスの販売金額は17,307千円となっており、ソフトウェアのダウンロード販売事業は、ウイルス対策ソフトについては依然根強い需要がありますが、概してパソコンソフトに対する関心度合いは低く、販売促進のためのキャンペーンもその効果は限定的なものにとどまりました。そのほか、ソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務の売上高が83,334千円となりましたが、これも新規顧客獲得がネックとなって頭打ち状態が続いております。

サイト広告販売事業

サイト広告販売事業の当期の販売金額は、121,159千円となりました。うち、キーワード広告(リスティング広告)については当該事業の37.5%を占め、サイト広告販売事業を牽引しておりますが、当該事業全体では景気回復の遅れが響き、概して低調裡に推移しました。

その他の事業

その他の当期の販売金額は、3,518千円になりました。うち、個人向け会員制ブログサービスが43.7%を占めており、他は他社サーバー運用受託サービス等となっています。

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