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決算短信・決算発表資料

2012年3月期第3四半期

業績の概要

単位:百万円

平成23年3月期
第3四半期累計期間
平成24年3月期
第3四半期累計期間
営業収益 3,064 2,851
営業利益 395 58
経常利益 402 64
四半期純利益 232 △46

業績について

 平成24年3月期第3四半期累計期間(平成23年4月1日~平成23年12月31日)におけるわが国経済は、東日本大震災後の一時的な停滞を脱し、再び回復軌道に復帰いたしましたが、個人消費など内需の伸びはみられたものの、欧州債務危機によって円高に歯止めがかからず、海外経済の減速、タイの洪水もあって、輸出が減退するなどから景気回復は足踏み状態になりました。
 このような環境下、当社の当第3四半期累計期間の業績は、営業収益については2,851,222千円と前年同期比7.0%減と減収となりました。一方、利益状況につきましては、営業収益が減少する中で、減価償却費など固定費の増加が響いて、営業利益は58,181千円と前年同期比85.3%の減少、経常利益は64,098千円と前年同期比84.1%の減少となりました。また、オンラインゲーム事業に係るソフトウェアの減損損失102,106千円を含めて特別損失118,763千円の計上により、税引前四半期純損失53,225千円(前年同期は税引前四半期純利益398,871千円)となりました。この結果、法人税等調整額を差引いて四半期純損失46,165千円(前年同期は当期純利益232,933千円)となりました。

オンラインゲーム事業

 当社の営業収益の7割を占め、経営の柱となっているオンラインゲーム事業については、当第3四半期累計期間の販売金額は2,014,960千円と前年同期比3.2%減となりました。
 当該事業は、従来型オンラインゲーム(クライアントソフトをパソコンにダウンロードするもの)、ブラウザゲーム(パソコンのブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)、モバイルゲーム(ブラウザゲームの一種で携帯電話で「アプリ」と呼ばれる応用ソフト無しで遊べるもの)の3つの分野から構成されていますが、当該事業の7割を占める従来型オンラインゲームは概ね好調でしたが、ブラウザゲーム、モバイルゲームの大幅減が響きました。
 従来型オンラインゲーム(MMORPG)は、大型タイトル「Finding Neverland Online -聖境伝説-」(平成23年4月より正式サービス開始)及び「晴空物語」(平成23年11月より正式サービス開始)など、当第3四半期累計期間末時点で14タイトルを運営しました。また、当社が運営する専門ポータルサイト「ブラゲタイム」上で展開するブラウザゲームは「ドラゴンクルセイドⅡ」など当第3四半期累計期間末時点で10タイトルを運営しました。ブラウザゲームは、従来型オンラインゲームに比べ表現力に劣る点や、ライトユーザーがスマホ(スマートフォン)を使ったモバイルゲームに移行している点等から、一時ほどの勢いがなくなりつつあります。モバイルゲームは、当社の場合主として携帯電話向け交流サイト運営会社の専門サイトを通じて、「こいけん!」など当第3四半期累計期間末時点で7タイトルを運営しました。モバイルゲームはタイトルを自社開発しておりますが、競争激化による苦戦を余儀なくされております。

ソフトウェア販売事業

 ソフトウェア販売事業については、当第3四半期累計期間の販売金額は720,360千円と前年同期比16.1%減となりました。うち、プロレジ・サービスの販売金額は629,493千円と前年同期比14.3%減となるなど、ソフトウェアのダウンロード販売事業は、ウイルス対策ソフトについては依然根強い需要がありますが、消費者の有料パソコンソフトに対する需要は、減少しつつあります。そのほか、ソフトハウス向けダウンロード販売総合支援サービス業務の売上高も68,492千円と前年同期比17.8%減となりました。

サイト広告販売事業

 当社の「Vector」サイト上で展開するサイト広告販売事業の当第3四半期累計期間の販売金額は、上記ソフトウェア販売の落込みと連動するかたちで112,975千円と前年同期比6.8%減となりましたが、キーワード広告(リスティング広告)については当該事業の4割近くを占め、サイト広告販売事業を下支えしました。

その他の事業

 その他の当第3四半期累計期間の販売金額は、2,926千円と前年同期比16.8%減となりました。うち、個人向け会員制ブログサービスが3分の1を占めており、他は他社サーバー運用受託サービス等となっております。

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