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決算短信・決算発表資料

2014年3月期第2四半期

業績の概要

単位:百万円

平成26年3月期
第2四半期
平成25年3月期
第2四半期
営業収益 1,115 1,183
営業利益 △131 △220
経常利益 △129 △216
四半期(当期)純利益 △112 △263

業績について

 平成26年3月期第2四半期累計期間(平成25年4月1日~平成25年9月30日)におけるわが国経済は、円安に伴う輸出環境の改善と政府・日銀によるアベノミクス効果の顕在化で、企業収益の増加傾向が続き、GDPの着実な増加もあって景気回復の動きが確かなものとなりつつあります。
 当社の事業領域であるパソコン向けオンラインゲーム業界の成長率は鈍化しているものの、スマートフォン・タブレット等を含めたゲーム市場は拡大基調が続いております。また、スマートフォンの普及率が前年比で10%近い増加の動きを見せるなど、携帯電話(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの移行が進んでおります。
 ソフトウェア販売を取り巻く環境は、国内のパソコン出荷台数が、2012年11月以降8ヵ月連続で前年を割り込むなど低調に推移しております。一方、タブレットの販売台数は急激に伸びており、タブレットの販売台数がノートパソコンの半分程度の規模まで成長しております。
 このような環境のもと、当社の営業収益に大きな割合を占めるオンラインゲーム事業が、当初の見込みより下回ったこと等により、当第2四半期累計期間の営業収益は11億15百万円と前年同期比5.8%の減収となりました。一方、利益の状況につきましては、人件費、減価償却費のほか地代家賃等の固定費の削減効果で改善の方向にありますが、営業損失1億31百万円(前年同期は2億20百万円の営業損失)、経常損失1億29百万円(前年同期は2億16百万円の経常損失)、四半期純損失1億12百万円(前年同期は2億63百万円の四半期純損失)となりました。

オンラインゲーム事業

 当第2四半期累計期間におけるオンラインゲーム事業の販売金額は、8億35百万円(前年同期比7.6%減)となりました。
 当該事業は、従来型オンラインゲーム(クライアントソフトをパソコンにダウンロードするもの)、ブラウザゲーム(パソコンのブラウザ上で起動するダウンロード不要のオンラインゲーム)、スマートフォンゲームの三つの分野から構成されています。
 主力である従来型オンラインゲームは、当第2四半期累計期間末時点で8タイトルの運営となっております。増減の内訳といたしましては、平成25年4月に「ぎごしょくマスター」、7月に「BOUNDRA」の正式サービスを開始した一方で、6月に「Knights of Kingdom」、9月に「Wonderland ONLINE」「ソードオブリベリオン」のサービスを終了いたしました。ブラウザゲームは、平成25年4月に「戦国セブン」、9月に「Web三国ヒーローズ」のサービスを終了したことにより、当第2四半期累計期間末時点で6タイトルの運営となっております。
 また、平成25年6月よりスマートフォンゲームのiOSゲームアプリ(iPhone、iPadで遊べるゲーム)である「アルカナ・マギア」の配信を開始いたしました。

ソフトウェア販売事業

 当第2四半期累計期間におけるソフトウェア販売事業の販売金額は、2億22百万円(前年同期比3.3%増)となりました。ソフトウェアのダウンロード販売事業は、ウイルス対策ソフトについては根強い需要がありますが、個人消費者向けのパソコン市場の縮小や有料パソコンソフトに対する需要の状況が減少傾向にあることに変わりはありません。

サイト広告販売事業

 当第2四半期累計期間におけるサイト広告販売事業の販売金額は、57百万円(前年同期比9.4%減)となりました。リスティング広告(検索エンジンの検索結果ページに表示する広告)については当該事業の約8割強を占め、サイト広告販売事業の基幹となっております。

その他の事業

 当第2四半期累計期間における当該販売金額はありませんでした(前年同期は0.7百万円)。

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