トップメッセージ

株式会社ベクターホールディングスは、IT黎明期に主にPCソフトウェアのBtoC・CtoC流通のプラットフォームを提供し、市場に確かな存在感を示してまいりました。それから約30年、近年は極めて厳しい経営環境に直面しているものと認識しております。
しかしながら、「ベクター」という社名は、私と同世代の方々にとって「聞けば思い出される」ブランドであり、その名称自体が大きな価値を内包しています。それを活かすことで様々な新しいビジネスを加速させる力になる、すなわちベクターという会社でなければできない事業の可能性があると感じております。
今後の事業展開については、祖業であり多くの消費者の皆様から見た「ベクター」のイメージであるICT事業に集中する方針をすでに掲げております。
ICT事業において今後成長が見込まれる領域は、言うまでもなくAIです。スマートフォンやAIといった成長領域に経営再建のテーマ・軸足を定め、企業価値の創出を図ってまいります。また、それに伴い発生しうる社会的課題をいかに先読みし、解決に向けて手を打っていくか。それらを通していかに全体が整合するビジネスプランを立てて実行していけるかが、ベクターのこれからの事業展開の骨格となるものと想定しています。
まずは一刻も早く、役員をはじめ全社一丸となり、戦略・事業の検討・実施体制を固め、確実な収益性と成長性が見込まれる事業への取り組みを加速させるとともに、既存事業の改善にも全力を尽くしてまいります。そして、可及的速やかに新たな経営戦略を確立し、その実現に向けて邁進する所存です。個別事業および全体戦略については、まとまり次第、逐次ご報告・ご説明申し上げる予定です。
株式会社ベクターホールディングスへの皆様のご理解と変わらぬ応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ベクターホールディングス
代表取締役社長
轟木 一博
行動指針
すべての法令と社会倫理を遵守し、健全な企業活動を実行することにより、信頼される企業となります。 またより良い社会が実現するよう、企業活動を通じて貢献します。
お客様の視点に立ち、ニーズを的確にとらえ、常に満足度の高いサービスの提供を目指します。
現状に満足することなく、日々「創造」と「改善」を意識し、企業価値の向上に努めます。
また、 適切な情報管理と情報開示を通じて企業としての信頼性を高めます。
社員一人一人が、企業活動の中で、目標の実現と成長を図れるよう、その能力の限りない飛躍と活動を応援し、公正に評価します。
コーポレートガバナンス
当社では、企業業績向上と企業競争力強化の観点から経営判断の迅速化を図ると同時に、経営の公正性・透明性の観点から経営のチェック機能を充実させることが重要課題と考えております。
詳しくは、「コーポレートガバナンス」をご覧ください。