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2026年05月18日

先週末、当社の2026年3月期通期連結決算を公表いたしました。

当社は、当連結会計年度において、事業構造の見直しと新たな成長領域への投資を並行して進め、収益ポートフォリオの最適化を図るため、事業の選択と集中の観点より不採算事業の整理を実施し、再生可能エネルギー事業等から撤退するとともに、既存事業であるICT(Information and Communication Technology)事業の収益基盤の強化に加え、AI(人工知能)関連サービスへの本格参入を推進してまいりました。
 その結果、当連結会計年度においては、既存ICT事業について、電子契約サービス「ベクターサイン」の登録社数が3,000社を超え、営業収益が拡大いたしました。PCソフトウェアのダウンロード販売及びサイト広告販売収入につきましても、前年同期を上回る結果となっております。
 また、当社は新たな収益の柱として、AIインフラ事業への取組みを本格化しており、CUE Groupの中核であり持株会社であるCue Digital International Pte. Ltd.との間で、当社が所有する高性能サーバーの演算リソースレンタルに関する利用契約を締結し、当連結会計年度よりサーバー利用料の売上計上がスタートいたしました。

なお、当連結会計年度の業績につきましては、売上高156百万円、営業損失593百万円、経常損失660百万円、親会社株主に帰属する当期純損失549百万円となりました。

一方で、2027年3月期につきましては、売上高1,300百万円、営業利益410百万円、経常利益360百万円、親会社株主に帰属する当期純利益340百万円を計画しております。
これは、不採算事業の整理が進展したことに加え、AIインフラ事業における収益基盤の構築が進み、今後の売上高、営業利益の改善が見込まれることによるものです。

また、当社は、今後の営業利益及び営業キャッシュ・フローの改善等の状況を総合的に勘案した結果、現時点において継続企業の前提に影響を及ぼす重要な不確実性は認められないものと判断し、2026年3月期決算短信において「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消することといたしました。

AI市場は世界的に急速な成長を続けており、高性能GPU・AIサーバーに対する需要は今後さらに拡大していくものと考えております。当社は、第三者割当増資により調達した資金を活用し、先進的な高性能サーバーの導入を進めるとともに、高度なノウハウを有するパートナー企業との協業を通じて、AIインフラ事業の拡大を推進してまいります。

今後、当社は、既存ICT事業の拡大に加え、AIインフラ事業を中心とした新たな成長領域への投資及び事業拡大を進めることで、継続的な企業価値向上に取り組んでまいります。AIインフラ事業における高性能サーバーレンタル(演算リソースのレンタル)事業に関する取組み及び今後の展望につきましては、当社HP上(AIインフラ事業の取組み及び今後の展望について)に掲載いたしましたので、そちらもご覧いただければと存じます。

今後とも、株主様、お取引先様をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様のご期待にお応えできるよう、役職員一同、事業の推進に努めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長岩井 美和子